舞台版『心霊探偵八雲 裁きの塔』を観てきました。
大阪6月17日昼公演と、6月18日夜公演(千秋楽)です。
心霊探偵八雲原作未読の、ゼロ知識特攻でした。

・探偵、とついているのでおそらくミステリ?
・瀬尾稔役田中涼星さんの大ファンであるおともだちのオススメ
(なので多分瀬尾稔と言う役がなんかあるのだろうと言う予想)
・大阪円形ホール行ったこと無い
・声優としてお名前を知っていた東地宏樹さんが出演されている(めっちゃ好き)

くらいのふわっふわっとしたことを考えながら観ました。
東地宏樹さんめっちゃ好き。
スーパーファミコン版スターオーシャンのシウスからめっちゃ好き。

舞台は基本的にシリアス、ちょっと笑いあり。涙はそんなに無し、くらいの印象。
刑事の石井さんが情けないキャラなので、そこでクスっとくるかな……?

過去に大学内であった自殺、時を経て現在で起こった殺人。
犯人として逮捕されたヒロイン、それを助けようとする主人公たち。
事件の被害者に関わっていた人々の関係性と、過去に起こった事件とのつながり。

サウンドノベルゲームみたいだなーと思いながら観てました。
ゲームシナリオくらいの、ふわっと軽い感じ。
今回が最終章だと言うことをあとで知ったんですが、それにしてはお話がこぢんまりしてたなぁと言う印象。

以下印象に残ったところの羅列。名前は全て役名。

・石井さんがいちいち情けなくて良いキャラ
・後藤さんがダイナミックに動く。お体お大事に。
・瀬尾さんが事情聴取を受けた後に退場する際、笑ってるようななんとも言えない表情が素敵
・小野寺さんめっちゃ格好いい役回り。舞台オリジナルキャラ?らしくて下の名前が1人だけ無い。
・舞台後挨拶とかで瀬尾さんをめっちゃ見るとめっちゃ見返してくださる
・舞台装置だった黒い明かりの点く棒は時計の針のイメージでいい……のよね……?
・舞台装置や見せ方が、正面のブロックからでないと解りにくい
・バールのようなもの
・舞台端にあった、青いライトで照らされたスペースは何だったのか
(川だと思ってたけど出てこなかった)
・千秋楽で「今日は原作者の先生がいらしています!」って紹介されてたけど、あのおっちゃん前日の物販に普通におったで
・謎解きシーンが、謎解きと言うよりそれまでにはられた伏線とかの確認作業になってるのちょっと辛かった。知ってることしか出てこなーい。
・最近ミュージカルばかり観ていたので「あっ歌わないんだ!?」とちょっと新鮮だった。
・原作者先生から、各俳優さんにお花の贈呈と一言あり。役に悩まれていた人が多数居たことが発覚。
・舞台版は10年されていて、今回が最終章とのこと。
・またいつかやりたい、八雲じゃないかもしれないけど何かやる、と原作者先生のお言葉。

何回も観るにはちょっと辛いかなー、2回で丁度良かった感じ。
サイドから観た初回よりも、正面から観た2回めの方が楽しかった気がします。